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子育てと両立したい看護師必見|デイサービス勤務の魅力と注意点

目次

導入:子育てもキャリアも諦めたくないあなたへ

夜勤ばかりで子どもと過ごす時間がないの。
体力的にきついけど、看護師は続けたいのよね。

うん、わかるわ。子育てしながらの夜勤は、大変だよね。
夜勤のない働き方もあるのよ。
デイサービスは、夜勤がなくて働きやすいと思うわ。

夜勤のないデイサービスは、子育てや介護に忙しい看護師には、ワークライフバランスの整った働き方です。

また、利用者さんと向き合えるやりがいのある仕事です。

この記事では、デイサービス看護師の仕事内容、メリット・デメリット、子育てとの両立ポイントまで詳しく解説します。

私自身の体験談も交えて紹介するので、「これからの働き方」を考える参考にしていただければと思います。

デイサービス看護師とは?仕事内容と1日の流れ

デイサービスとは?

デイサービスは、日中に高齢者が通い、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションを受けられる介護施設のひとつです。

看護師は「健康チェックと医療ケア」を担う重要な役割を果たしています。

看護師の主な仕事内容

  • 利用者のバイタル測定(血圧・体温・脈拍など)
  • 服薬管理(飲み忘れ・重複をチェック)
  • 創傷処置、褥瘡ケア、インスリン注射などの医療処置
  • 入浴可否の判断(体調確認)
  • 急変時の対応、家族や医師への報告
  • 介護士さんとの連携、記録業務

病棟のように忙しくて患者さんとなかなか向き合えない環境とは違い、利用者さんの生活全般に寄り添いながら医療サポートをするのが特徴です。

1日の流れ(例)

  • 8:30 出勤・朝礼:利用者の情報共有、当日の注意点を確認
  • 9:00 送迎対応・バイタル測定:利用者を迎え入れ、健康状態を確認
  • 10:00〜 入浴可否判断・処置:創傷処置やインスリン注射
  • 12:00 昼食介助・服薬管理
  • 13:00 レクリエーション参加・観察:無理のない範囲で利用者と関わる
  • 15:00 記録・報告業務
  • 16:30 見送り
  • 17:00 退勤

私が経験した施設でも「朝のバイタル測定で利用者の体調を見抜くこと」が一番大切でした。

特に糖尿病や心疾患のある方は、ちょっとした変化を見逃さないことが安全につながります。

求められるスキルと資格

デイサービスでは「臨床経験が長い方が有利」と思われがちですが、実は 基本的な観察力・判断力 があれば十分活躍できます。

  • 必須資格:正看護師または准看護師免許
  • あると役立つスキル
    • 急変時の初期対応スキル
    • 糖尿病や循環器疾患に関する知識
    • 高齢者との会話力・傾聴力

私自身は病棟経験が浅く「こんな私で大丈夫かな」と不安でしたが、介護士さんと協力して乗り越えられました。

むしろ、丁寧に利用者と関わる姿勢を評価してもらえたのが印象的です。

デイサービス勤務のメリット

  1. 夜勤なし・規則正しい生活
    子育て中でも生活リズムを整えやすいです。
  2. アットホーム
    病棟より少人数なので、協力体制が作りやすい。
  3. 利用者との関係が深まる
    病棟では見られない「生活者としての顔」を知れるのが魅力。

特に印象に残っているのは、利用者さんから「あなたの笑顔が安心する」と言っていただいたこと。

病棟の慌ただしさでは味わえない、温かいやりがいがあります。

デメリット・注意点

  • 急変対応の責任が重い:看護師1名体制の施設が多く、判断力が求められる。
  • 医療処置が少ない場合もある:キャリア的に物足りなさを感じる人も。
  • 給与は病棟よりやや低め:平均時給は1,600円〜(地域差あり)

でも「夜勤がない」「心身の安定」が得られると思えば納得できると思います。

子育てとの両立ポイント

  • シフトの融通が利く施設を選ぶ
    送迎や学校行事に合わせて休みやすい職場が理想。
  • 家庭のサポートを確保
    配偶者や実家の協力体制を早めに整えておく。

時間の融通をきかせてくれるところを探したので、子どもと夕食を一緒に取れる生活リズムを作れました。

私の体験

私は月収約18万円でした。やはり病棟に比べると給与は減りました。

  • 良かった点:利用者とじっくり話せる/家庭と両立できる/ゆったりした空間で精神的に落ち着ける
  • 大変だった点:インスリン注射や吸引など処置を1人で担う緊張感/介護士さんとの役割分担に悩むことも

でも、続けるうちに「病棟経験が浅い自分でも役に立てる」と感じられたのは大きな自信につながりました。

まとめ:あなたに合う働き方を選ぼう

デイサービス看護師は、

  • 夜勤なしで家庭と両立できる
  • 利用者と深く関われるやりがいがある
  • ただし、収入は病棟より下がる傾向

という特徴があります。

「子育てもキャリアも諦めたくない」 ——そんなあなたにこそおすすめの働き方です。
もし病棟勤務で限界を感じているなら、一度「デイサービス」という選択肢を検討してみてください。

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この記事を書いた人

50代の看護師です。
これまでの転職や勤務経験を通して、働く環境が「心と体の健康」にどれほど影響するかを実感してきました。
このブログでは、看護師の転職、夜勤のリアル、ワークライフバランスの取り方など、実体験に基づいた情報を発信しています。
「もう少し自分に合った働き方を見つけたい」そんな方の参考になれば幸いです。

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