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夜勤明けは動けない!看護師が家事を“うまくサボる”方法と罪悪感の手放し方

夜勤明け、帰ってきたらソファから動けない…「家事しなきゃ」と思っても、体が全くついてこなくて…。

私もそうだったわ。でも考え方を変えてから楽になったわ!

この記事では、同じように悩んだ私の体験を交えながら、家事を“うまくサボる”コツや罪悪感を軽くする考え方、無理せず回すルーティンを紹介します。

読めば、「頑張りすぎない家事」で心も体も少しラクになります。

目次

家事“全部やらなきゃ”という呪縛を手放す

夜勤明け、「もうムリ」と思ったあなたへ

夜勤明け、制服を脱いだ瞬間に全身の力が抜ける。
「洗濯しなきゃ」「冷蔵庫空っぽ」「床もホコリだらけ…」
頭ではわかっていても、体は動かない──そんな日、ありますよね。

看護師は、仕事中ずっと“完璧”を求められる職業。
だから家に帰っても「ちゃんとしなきゃ」が抜けない。
でも、その完璧主義こそが、いちばん自分を追い詰めているのかもしれません。

🫧 私の失敗体験

昔の私は、夜勤明けでも洗濯機を回して掃除機をかけて、
「やることリスト」をこなすのが“普通”だと思っていました。

でも、立ったままウトウトして、
腰を痛めて寝込んだこともあります。

そんなとき上司に言われた一言。

「家のことまで完璧にしたら、体がもたないよ。
命を守る仕事なんだから、まずは自分の体を守りなさい。」

この言葉にハッとしました。

🌿 家事は“全部やらなくていい”

家事は、命に関わることじゃありません。
洗濯を1日サボっても、誰も困らない。
お皿を明日洗っても、世界はちゃんと回ります。

夜勤明けは「生きて帰ってきただけで100点」。
洗濯は明日、夕飯はコンビニでもOK。

全部やる”ではなく、“今日はできることだけ”で十分です。
むしろ、それが次の勤務をしっかり乗り切るための自己管理なんです。

💗 「元気な自分」がいちばん大事

家でも完璧でいようと頑張りすぎると、
体も心もすり減ってしまいます。

看護師の仕事は命を預かる仕事。
だからこそ、まずは自分を守ることが最優先。

「ちゃんとしなきゃ」よりも、
「よく頑張った、今日は休もう」でいい。

疲れた日は、何もしない勇気を。
それも立派な“セルフケア”です🌙

夜勤明けに“捨てる・ゆるめる”家事リスト

夜勤明けの日って、まるで“電池が切れたスマホ”みたいじゃないですか。

気持ちは動かしたいのに、体が一切言うことを聞かない。

そんな状態で「家事しなきゃ」と思っても、効率は最悪。

むしろムリしてやると、翌日まで疲れが残ります。

だから私は、夜勤明けだけは“やらない家事”を決めておくことにしました。

それだけで心も体もかなりラクになります。

✅ 優先順位のつけ方:命に関わる順で考える

家事って、全部を一気にこなそうとするとパンクします。

だから、私は「健康・安全・衛生」の3つを軸にして、優先順位を決めています。

健康に関わること → やる
 → 食事(何か口に入れる)、シャワー、睡眠。これは最優先。
安全に関わること → できる範囲で
 → ガスや電気の消し忘れ、部屋の足元の片づけなど。最低限でOK。
衛生に関わること → 明日でいいことは後回し
 → 洗濯、掃除、食器洗いなどは“元気なときにまとめて”。

つまり、夜勤明けの最重要家事は「寝る準備」と「生きる準備」だけ。

それ以外は、堂々とサボって大丈夫です。

🚫 私の「夜勤明けに絶対やらない家事リスト」
「サボり」ではなく、「戦略的にやらない」と決めている家事たちを紹介します👇

🧺 洗濯:翌日の朝にまとめて。夜勤明けは干す気力ゼロ。
🧹 掃除機がけ:音もうるさいし、集中力も切れてケガのもと。週末まとめてやる。
🍳 料理の作り置き:絶対ムリ。冷凍弁当かコンビニでOK。
👕 アイロンがけ:制服以外は「しわも味」と割り切る。
🪟 窓・風呂掃除:一番体力を使う家事。夜勤明けにやると確実に寝落ちする。

以前は「今日中に片づけないと」と焦ってやっていましたが、

途中で力尽きて中途半端に終わることばかり。

逆に“やらない”と決めたら、気持ちがすごくラクになりました。

🌿 「やらない」を決めるのは、怠けじゃない

看護師って、責任感が強い分「サボること」に抵抗がある人が多いですよね。

でも、“やらない勇気”も立派なスキル。

それは、自分のエネルギーを守るための「セルフマネジメント」です。

夜勤明けは、家事よりもまず回復することが仕事。

洗濯物は明日でも干せるけど、壊れた体は明日すぐには戻りません。

自分を追い詰めず、「今日は休む日」とスイッチを切り替える。

それだけで、翌日の自分がぐんとラクになりますよ。

家事をサボる(=効率化する)3つの方法

家事を「サボる」って聞くと、なんだかズルしてるように感じるかもしれません。
でも本当は、“サボる=手を抜く”ではなく、“効率化する”ということ。
体力と時間を限られたエネルギーに合わせて使う――これこそが、看護師の生きる知恵です。
ここでは、私が実際に試して「これ、めっちゃ助かった!」と思った5つの方法を紹介します。

➀家事シェア・家族協力を頼むコツ

「頼むくらいなら自分でやった方が早い」――これ、看護師あるあるですよね。
でも、夜勤で生活リズムがズレると、1人で全部抱えるのは本当に無理。

私がやってみて効果的だったのは、“役割を曖昧にしない”こと
たとえば夫には、「ゴミ出しお願いね」ではなく「火曜と金曜の朝、資源ゴミ担当ね」と具体的に言う。
子どもにも「部屋を片づけて」じゃなくて「洗濯物を自分のかごに入れる」など、
行動を明確に指定したほうが動いてくれやすいです。

あと、「感謝の一言」を忘れないのも大事。
たとえば「ゴミ出しありがとう、助かった〜!」と一言添えるだけで、次もやってくれます(笑)。

②家事代行の賢い使い方

昔は「家事代行=お金持ちが使うもの」って思っていました。

でも、水回りはすぐ汚れるし、子どもが散らかした部屋を見るたびにため息…。

「もうムリ!」って限界を感じて、思い切って家事代行サービスを頼んでみたんです。

結果、びっくりするくらい家中がピカピカ

お風呂もキッチンも見違えるほどきれいになって、

「掃除しなきゃ」というストレスが一気になくなりました。

部屋が整うと、自分の気持ちまで軽くなるんですね。

家事に追われずに笑顔で過ごせる日が増えて、「頼んでよかった」と心から思いました。

忙しい看護師さんや共働き家庭ほど、

「家事代行」は自分をいたわる投資になると思います。

ピカピカの部屋で過ごすと、心までリセットされますよ😊

③便利家電・時短グッズ活用術

文明の力に頼る勇気です。
私はこれで本当に救われました(笑)。

実際に導入してよかった時短アイテムはこちら👇

  • 食洗機
     → 洗い物の時間が1日20分→5分に。年間120時間の節約。
  • ロボット掃除機
     → 週3回の掃除機がけがゼロに。夜勤中に自動で掃除。
  • 乾燥機付き洗濯機
     → 干す手間がゼロ。夜勤前にセット→帰宅時には乾いてる!
  • レンチン調理グッズ
     → フライパン不要。夜勤明けの“立ちっぱなし料理”が激減。

これらを導入しただけで、
1週間の家事時間が約6〜7時間減りました。
つまり、“1日分の自由時間”が生まれた計算です。

家事は“全部やる”より“仕組みで回す”。
人の手や道具をうまく借りれば、「サボる」は立派な戦略です。

夜勤明けのあなたに必要なのは、「根性」ではなく「工夫」。
無理せず、うまく力を抜くことで、
仕事にもプライベートにも、ちゃんと笑顔で戻れるようになります。

💡 “無理しすぎない”ラインの見極め

私が意識しているのは、「立っていて眠くなる感覚」が出たらストップすること。
これ、危険信号です。
立ったままボーッとしてる時点で、体も脳も限界。
そのまま続けると、片づけの途中で手を滑らせたり、足元のものに引っかかったり、
地味な事故につながることもあります。

私は以前、夜勤明けに「ついでに掃除もしちゃおう」と張り切った結果、
バケツを持ち上げた瞬間に腰をピキッと…軽いぎっくり腰に。
その日から3日間、痛み止めを飲みながら勤務する羽目になりました。
「掃除なんて休みの日でもよかったのに」と反省したのを覚えています。

🧽 体調不良が起こりやすい家事

特に夜勤明けに避けたほうがいいのは、

  • 重い荷物の持ち運び(洗濯物や水が入ったバケツなど)
  • 床拭き・風呂掃除など、しゃがみ姿勢が続く作業
  • 高い場所に手を伸ばす作業(カーテン替え・窓掃除など)

これらは血圧変動やふらつきを起こしやすい動作。

家事って「軽作業」に見えても、筋肉や関節にはけっこう負担。
とくに女性の場合、鉄分・エネルギー不足+睡眠不足が重なると、
ほんの小さな動きでも体を痛めやすくなります。

😴 休息・睡眠優先モードに切り替える

夜勤明けは、まず「休む」をタスクにするのがおすすめです。
私はToDoリストに「寝る」「横になる」をあえて書いています(笑)。
そうすると、“サボってる”じゃなく“予定通り休んでる”と頭が納得するんですよね。

まとめ


無理せず家事をゆるめることは、怠けでも手抜きでもなく、
自分を守るセルフケアです。

✅ ポイント

  • 夜勤明けは“省エネモード”。動けないのは「根性が足りない」ではなく生理的に当然
  • 「健康・安全・衛生」の優先順位で、家事を“やらない勇気”を持つ
  • サボる=効率化。タイムブロック・家事代行・便利家電で仕組み化
  • 無理を感じたら即ストップ。「休む」をタスクに入れてOK

✳️ 今日から使える“最低限サボりルール3つ”

1️⃣ 夜勤明けは掃除しない日と決める
2️⃣ 家事は1つだけでOK(やれたら拍手)
3️⃣ 寝る・食べる・休む”を最優先にする

この3つだけでも、翌日の体調が全然違います。

疲れた体で家事をこなすよりも、
“元気を取り戻す時間”に投資したほうが、結果的にすべてがうまく回ります。

「今日は何もできなかった」じゃなくて、
「今日は体を守れた」って思える日が増えたら、それで十分。

完璧を目指すより、“自分をいたわる家事”を。
その一歩が、毎日の暮らしをやさしく変えていきます🌿

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この記事を書いた人

50代の看護師です。
これまでの転職や勤務経験を通して、働く環境が「心と体の健康」にどれほど影響するかを実感してきました。
このブログでは、看護師の転職、夜勤のリアル、ワークライフバランスの取り方など、実体験に基づいた情報を発信しています。
「もう少し自分に合った働き方を見つけたい」そんな方の参考になれば幸いです。

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